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リシャール・コラス『遥かなる航跡』

2007年05月07日 - Literature



先日取材でお越しになった人と手触りの話になったとき、シャネルの化粧品にまつわる秘密を聞いた。まず驚き、二拍おいてから、ああやっぱりシャネルは違うと納得した。シャネルは化粧品のパッケージにまでこだわっている。イタリア車が人気なのも、同じこと。ギアとハンドルの感触が、確実に違う。あるショコラ店も、箱に異様なまでこだわっている。開けるという動作によろこびが生まれる。私が使うオーディオも、そうだ。質感や感触は、めざす理想がなければどれだけスペックを積み上げても生み出すことができない。

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グロリア・ウィーラン『家なき鳥』

2007年04月24日 - Literature



白水uブックスは海外の佳品を手頃な価格で読めるので好きです。サイズも文庫が苦手な私にはちょうど良い。カバーのマットな質感も良い。これはカフカコレクションを挟んで久しぶりの新刊。この前読んだのはスティーヴ・エリクソンだったかスティヴン・ミルハウザーだったか。

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フォークナー『響きと怒り』

2007年04月17日 - Literature



とてもおもしろく、読みごたえのある小説。
岩波文庫から新訳が出たので読んでみた。

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村井弦斎『酒道楽』

2007年04月10日 - Literature



1902年に新聞連載で、このタイトル。大酒飲みが主人公。
てっきり吉田健一のような健啖な話かと思って購入。

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阿部和重『ミステリアスセッティング』

2007年03月30日 - Literature



ミステリーセッティングとは指輪に宝石を固定するときの技法のひとつで、Van Cleef & Arpelsが開発した。プリンセスカットを施したダイヤモンドを、爪で押さえずに固定する。爪が全く見えないため、最も輝きが活かされる。どうやって石を固定しているのか見た目では解らないため、ミステリーと名づけられた。

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春うたた 開いたページが アイマスク

2007年03月02日 - Literature

一句詠むそうなので、タイトルにしました。今年は、早くも春眠不覚暁ですね。本のトラックバック企画の31回、今回のお題は菊花さん。詳しくはリンク先をご覧ください。「積読の山も誇りと本の虫」とのことで、積読本や未読本です。困りました。

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女王と王、夢の岸辺

2007年01月23日 - Literature

お題がたらいまわしの、本を紹介するトラックバック。
30回目は、創設者のoverQさんです。
今回は「フシギとあやし」で、詳しくはリンク先をご覧ください。

お化けや妖怪が出てくる物語を読むと、なぜか私は笑ってしまいます。
なので、妖しい物語の優れた読者ではありません。

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多和田葉子『アメリカ 非道の大陸』

2006年12月29日 - Literature



窓際の白いテーブルに本を立て、窓をあけると、レフ板のような雪。
画像上の縞は、除雪された道です。

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ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』

2006年12月16日 - Literature



1991年、The KLFはイギリスで3番目に売れたミュージシャンにまで上り詰めた。

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TB28『酒と本』

2006年12月06日 - Literature

お題をたらいまわしにして、お題に沿った本を挙げるトラックバック企画です。
今回は「くるくる日記 」さん。まるで私のためにあるようなお題ですね。
画像に悩みましたが、私がどれだけ飲むかは、これがいちばん分かると思います。

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ボードレール『パリの憂鬱』

2006年12月04日 - Literature



散文詩は、ここからはじまった。

久しぶりの新訳
とても読みやすくなっている。
附録の手紙は、想像通り。

ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』

2006年11月08日 - Literature



待望の、ほんとうに待望の新訳。

これまでの邦訳は、何度も投げ出した。
危ない人の思想をマンツーマンで聞かされているようだった。
でもこれは、あっけにとられるくらい読みやすくなっている。
単語はもちろんのこと、この著書の成立要因がよく解る文体。
座談会の書き起こし、または独り言。

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『あなたの街が舞台になった本』

2006年10月28日 - Literature

お題に沿った本を挙げる、本のトラックバック企画に参加します。今回のお題はきみ駒さん。詳しくはリンク先をどうぞ。

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小島信夫

2006年10月26日 - Literature

いちばん好きな日本の小説家。
ひさしぶりにニュースソースが流れました。

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カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』

2006年10月18日 - Literature



胎児は、母親のお腹の中で、ずっと音を聴き続けている。
電車に乗っていると眠くなる原因である、あの音。
すべてを凌駕し、抗うことのできない音。
遠くから聞こえる、弱くて、強い音。
この小説は、とてもとても静かだからこそ、あの音が聞こえる。

カセットテープは、アナログだからノイズも拾う。
だからこそ、生々しい。

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ウォーターワールドを描く本

2006年09月12日 - Literature

本のトラックバック企画に参加します。
今回の出題者はイタリアごろごろ猫記のねるさん、お題は「ウォーターワールドを描く本」とのこと。詳しくはねるさんのところをご覧ください。毎回おもしろい切り口で、気軽に参加できます。

水は、海、川、雨、霜、露、雪、涙、洪水、サーフィン、釣り、いろいろあります。乱暴に言ってしまえば氷も水ですし、空気だって水です。雪の種類は少ないですが、日本語は雨の種類を表す言葉が豊富です。しぐれ、さみだれ、むらさめ、ひさめ、とうう、しゃじく、ついり、なたねづゆ、とらがあめ、きつねのよめいり、うのはなくたし、何と1200種類もあります。これは明らかに、雨そのものに違いがあるわけではなく、ソシュールが提唱した恣意的なものです。使われなくなった言葉がたくさんあることからも、そのことは推察できます。というわけで水です。私の読書傾向から古井由吉「水」や吉行淳之介「驟雨」やモーム「雨」辺りを予想したあなたは、クレーマ・カタラーニャ(注)です。

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ロラン・バルト『批評をめぐる試み』

2006年09月03日 - Literature



著作集第5巻。かつては『エッセ・クリティック』として晶文社から出ていた邦訳は完訳ではなかった。2005年末に出たこれが完訳。

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ロラン・バルト『テクスト理論の愉しみ』

2006年08月18日 - Literature



著作集第六巻

うららかな午後、大学の教授室でシャンパーニュを飲みながら会話をしているような雰囲気。晦渋な言葉を使わず、かといって凡庸なことを言うわけでもなく、見事にすり抜けるエレガンス。エッセイストとしてのバルトが本領発揮をはじめるスリリングさ。

例によって、目次を。

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「本に登場する魅惑の人々」

2006年08月02日 - Literature

本のTB企画に参加します。今回の主催はワルツさん。テーマはタイトルの通り。

ごく一部そうではないが、ほとんどの小説には人間が登場する。正直言うと、登場人物よりも、著者に惹かれてしまうことが多い。「よくもまあこんなに(人物を)うまく/ひどく書けるなあ」と、一旦小説の外に出てしまうと興味が著者に向いてしまうのだ。あと、小説の登場人物より、実際の人物のほうがおかしいというのもある。海老に紐をつけて散歩させる小説家なんて、小説内に出てこない。

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阿部和重『プラスティック・ソウル』

2006年07月01日 - Literature



だからといって
このようなカバーにするのは
いかがなものか

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『ドイツ』の文学

2006年06月24日 - Literature

本のトラックバック企画の25回。お題はnyuさん。
ドイツは、質実剛健、固くて重くて冷たい、紋切型通りの印象。
ベルリンで行われるテクノイベントには一度だけ訪れたことがあります。

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小島信夫『残光』

2006年06月15日 - Literature



40歳で芥川賞を受賞した現役小説家の
90歳になってからの最新作
「新潮」に一挙掲載された400枚。

(リンク先から読むことのできる書評は、クオリアのあの「脳科学者」が執筆している。ベルクソンの言葉を使い、書評自体が高揚している。ベルクソンは哲学者だがノーベル文学賞の受賞者。小島信夫の作品についてであれば、時間の概念と絡ませるほうがベルクソンの言葉を使うには向いているような気がする。というより、科学者でもないこの人が畑違いの書評にまで手を延ばしてきたのかという驚きのほうが大きい)

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五感で感じる文学

2006年06月09日 - Literature

以前のブログで参加していた、テーマを決め、そのテーマに合った本をトラックバックで紹介するという企画。かなり遅くなってからなのですが、参加してみます。今回の出題者は四季さん。しばらく離れていた間も順調に回を重ね、第24回のテーマは「五感で感じる文学」とのことで、すてきなお題です。

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ウィトゲンシュタイン『哲学宗教日記 1930-1932/1936-1937』イルゼ・ゾマヴィラ 編

2006年06月03日 - Literature



ページをめくることが、畏ろしくなる。
ここ数年で、小説以外に最も衝撃が襲った。

このようなものを、後年、
誰もが読めるようにしてしまって良いのだろうか。

古井由吉『辻』

2006年02月26日 - Literature


これが
小説というもの

Prayboy at Playboy

2006年01月28日 - Literature

Prayboy at Playboy

特集 ジョン・コルトレーン
「極めつけの30枚」というのに
私の好きな『Interstellar space』が入ってなくて、
ああやっぱりと妙に納得してしまいました。

『アムステルダム』『ロリータ』『段階』『ネクサス』

2005年12月13日 - Literature

lolita

楽しみにしていた若島正訳『ロリータ』だけど、期待はずれ。
それよりもヘンリー・ミラー『ネクサス』にびっくり。
ビュトールの『段階』は『心変わり』よりもシンプルな構造。

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サン=テグジュペリ『星の王子さま』倉橋由美子訳

2005年10月09日 - Literature

hoshinooujisama

やっぱり、倉橋由美子はいい。

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Tsuyoshi Kotaniguchi
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