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はじめまして

2004年06月01日 - はじめに

石川県加賀市で山中漆器を作っています。
溶剤やウレタンなどを一切使わない、いつまでも愛用いただけるほんものです。
ものづくりにおいては“real japan”であることを心がけています。

漆器についてもっと知られてほしいという思いもありますが、それだけでも何なので、
ふだんの仕事と、日々の暮らしで体験したことも綴っていきます。
つまり、どっちつかずのブログというわけです。
屋号「たに屋」の公式サイトはここ

各カテゴリの説明はカテゴリ一覧へどうぞ。

fc2を選んだのは、
・著作権および著作者人格権を全面的に所有できる
・いくつか使っていたが、ここが使いやすく、低空飛行ながら安定している
といったところです。

そういうわけで、画像およびテキストの著作権は、小谷口剛にあります。
漆器や職人の仕事場などの画像には電子透かしを施しています。
写っている漆器の著作権についても、当然小谷口剛が所有しています。
転載の場合はご連絡ください。
引用の場合も、ご連絡いただければうれしいです。

画像はすべて自分で撮影したものを載せます。
感銘を受けた書籍や音楽への敬意を込め、受けたイメージに沿って撮っています。
書影掲載などに問題がある場合はこちらへご連絡ください。
速やかに記事全体を削除します。

個人を判別できるくらい顔が写っている画像や他の人の音源を、
断りなくアップするようなことはありません。
個人名・企業団体名については、伏せたり伏せなかったりします。
まずい場合はメールください。

本文中にハイパーリンクが貼られています。
許可をとるのはWEBの概念に反することと、
許可をとらなければならない法的根拠がないことから、
勝手に貼っています。
リンクフリー(和製英語)というおかしな意見を押しつけるのとも、異なります。
ただし、リンクされて困る場合はご一報ください。
また、当ブログはどのページも画像単体でも、リンクいただいてかまいません。
つまり、ディープリンク可です。
(これは、たに屋公式サイトも同じです)

当店へのアクセスは、Googleマップに「たに屋」か「小谷口剛」と入力。
拡大したり移動したりしてみてください。


タイトル「うたかたの日々の泡」は、
ボリス・ヴィアンの小説“L'ECUME DES JOURS”(アクサン省略)の、
二つの日本語訳タイトルをくっつけたものです。




プロファイル:メディア掲載などの場合はこちらを適当にお使いください

小谷口剛

1970年9月 生まれる
1993年3月 日本大学芸術学部文芸学科創作専攻卒業
1993年4月 広告会社のクリエイティブ局にコピーライターとして入社
       以降、広告会社、制作会社、企業宣伝部、フリーを経る
2000年8月 広告会社、株式会社R.G.B.設立に参画 常務執行役員
2002年4月 帰郷、漆器づくりをはじめる

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コメント

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コメントありがとうございます。気づくのが遅く、もうお読みにならないかもしれませんがご説明します。

山中漆器は分業化が確立しています。木地を挽くだけを仕事にしている人が数十人います。亀甲も下地も塗りも研ぎも蒔絵も同様です。彼らはいわゆる職人です。自分で商品を開発して作って売るこということは、原則として行いません。もちろん、現在ではサイトで売ったりしている職人もいます。でもそういう、自分で売る職人は、どちらかというと作家という扱いです。

私のような職業の人間は、150人程度います。つまり、漆器メーカーが150社あるわけです。山中では変わったことではありません。私のような立場の人間が、商品企画をします。たくさんいる中から、商品の特性に合った職人を選びます。職人に図面を渡し、意図を伝えます。材料や工法の指定をします。私は木地の乾燥期間まで指定し、漆の指定もし、下地に至っては私が材料を暢達しています。ここまでしている人は、私だけです。できあがったものを、問屋や小売に卸します。職人は、作る人です。これは、山中においては何百年も前から続く業態なのです。

以上のことは、漆器に携わる人なら、作り手、問屋、小売を問わず周知のことです。

反対のことを考えてみましょう。もし私のような立場の人が存在しなかったら。職人は、自分で卸や小売と「ビジネス」をしなければならなくなります。木地・下地・塗り・蒔絵の誰かが担当することになるかもしれませんし、それぞれが行うかもしれません。まず前者の場合ですが、これはもう職人ではありません。結果として私のような立場になっていきます。後者の場合は、あまり良くない方向に加速すると予測できます。

また、もし仮に私が、木地・下地・塗り・蒔絵のうちどれかを自らが手がけるようになったら、私は貴方の考える「メーカー」なのでしょうか。

何をもってメーカーとするかは、人それぞれの印象ではなく、社会的に規定されていると私は考えます。他の業界を考えてみれば解りやすいと思います。ナイキはアメリカの企業ですが、日本の鬼塚の技術を盗み、東南アジアで生産しています。さて、メーカーは、東南アジアの工場でしょうか、ナイキでしょうか。

一般的に「問屋」と呼ばれる業種は、いくつかのメーカーから仕入れ、小売に卸すものです。ひとつのメーカーから仕入れるのは、日本では販売会社と呼ばれています。クルマなどがそうですね。私は、他の人が手がけた漆器を仕入れ、どこかに売るこということは一度もしたことがありません。他の漆器メーカーのことは知りませんが、私は、私が売るものはすべて私が考え、すべての工程をチェックしています。

輪島も、たとえば桐本さんのところは厳密には「木地屋」ですよね。にもかかわらず、桐本さんはご自分で木地を作りません。彼は、売る方に向かいました。念のため付け加えておきますが、それは別に悪いことではありません。何をしようが自由です。実際にはまったく手を動かしていないのに作家であるようなイメージを世間に持たせる手腕と、業界を変えた行動力は評価しています。また、桐本さんの手がける、補助金をもらって展開している輪島の店鋪では、輪島塗の直販という「イメージ」を演出しながら、山中漆器が売られていますよね。彼が編み出したのはキリモトという「プロデューサー」です。そちらのほうが変だと私は思うのですが、いかがでしょうか。
  • 2007-02-18 |
  • ■kota■
  • URL
  • edit ]

not subject

私も地方で漆器業を営んでいます.
職人二人(木地)で下地や塗りは外に出しています.
このサイトを拝見して感じたのですが、
このサイトの運営者の方はメーカーではなく、むしろ
問屋なのではないでしょうか?加賀のことはよくわかり
ませんが、輪島のキリモトさんより教えていただき、
このサイトを拝見し、とてもびっくりしました.

変わった方がいるものですね.
  • 2007-02-13 |
  • URL
  • edit ]
      

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Tsuyoshi Kotaniguchi
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