スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

七草粥



七草粥は、年末年始の暴飲暴食で疲弊した胃腸をいたわるものではなく、節句のお祝いです。そもそも、そんな飽食の時代になったのは、ついほんの最近になってからに過ぎません。
新幹線が開通してから金沢の食べものが随分と値上がりしました。もともと高価だった、かぶら寿司も。でも大根寿司はまだ観光客に知られていないようで、いつもと変わらず廉価。かぶら寿司の蕪が、大根になっただけです。寿司と言っても握りでもちらしでも押しでもなく、それらが確立される遥か昔の寿司です。あとひとつ金沢の郷土料理の中でブレイクしないだろうなあと思うのは、えびす、またの名を「べろべろ」という品です。



三年前にブログで書いた、七草の効用と、粥の効用を、再度記しておきます。

■七草の効用
せり:ビタミンが豊富
なずな:目に良くて尚かつ五臓にも良
ごぎょう:咳や喉に色々と効きます
はこべら:お腹に効いて毒素排出作用も
すずな:ビタミンAとCが豊富で声が美しくなる
すずしろ:たんや吐き気をなくします
ほとけのざ:整腸作用と歯痛の鎮痛作用

■粥の効用
四大広律のひとつに「摩訶僧祇律」があります。大衆部の梵語読み「マハーサーンギカ」をそのまま律の名前にしたわけです。それだけ、大衆部そのものという律なのです。そんな「摩訶僧祇律」という仏典(律)には「粥有十利」が書かれています。お粥には十の功徳があるってわけです。
・肌の色艶を良くする
・力がつく
・寿命をのばす
・やすらかになる
・口臭を防ぐ
・消化がよい
・風を予防する
・飢えをみたす
・のどの渇きをいやす
・便通がよくなる

応量器は粥を食べるのに最適化された形状で、匙もそうです。気の遠くなるような長い年月をかけて洗練成熟されてきた機能美の極致です。冷めにくく、持っても熱くならず、分厚いのに重くなく、すくいやすく、口へ流し込みやすい。口当たりは柔らか。正式な作法でなくとも、多くの方々に日々の食卓でお使いいただいております。

今年も皆さまが健やかでありますよう祈念致します。



以上是八百二十四字也


関連記事;
七草粥
七草粥
七草粥を脚つき椀で
七草粥
応量器

Wikipedia日本版:摩訶僧祇律
JAPAN WEB MAGAZINE:大根寿司
石川県:大根寿司(55kcal)(塩分2g)
Wikipedia日本版:えびす(料理)
Jタウンネット:石川県民しか知らない料理「えびす(べろべろ)」の謎
関連記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。