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MSRのパックタオル
2009年08月31日 - My favorite things

外出するときは帽子をかぶり、仕事中は頭にタオルや手ぬぐいを巻いちゃったりして典型的な肉体労働者の風体である私だが、頭に巻くのは髪をまとめるためであって、汗を拭いたり顔を洗ったり体を洗ったりするときにはMSRのパックタオルを使う。バスタオルよりも遙かにコンパクトなのに、バスタオルくらい吸ってくれるからだ。これ以上軽くて、これ以上コンパクトで、これ以上高性能なタオルはない。なぜかない。
MSRというのは登山グッズのメーカーのひとつ。Mountain Safety Researchの略。私はここのハバというテントをほしいなあと思いつつ数年経っている。で、数年経つ間に、カーボンリフレックスという商品が出て、そっちのほうがほしい。たぶんこうやってほしいと思いながら死んでいくのだろう。それはともかくパックタオルはアウトドアの玄人に重宝がられている。私は山岳縦走をまだしたことがないので経験がないけれど、濡れたテントの水分を拭き取るのにこれ以上のものはないそうだ。そりゃまあ確かにタオルや手ぬぐいだと、どれだけ絞っても「乾いた」感じになってくれない。パックタオルも乾いた感じにはならない。でも、触ると指が湿るということにもならない。
パックタオルが高性能なのは、ものすごく吸うことだけではない。
絞れば綿のタオルや手ぬぐいとは違って、また吸ってくれるところにある。
というわけで、吸水性を優先しているため「速乾」ではないです。
また、麻やオーガニックコットンの肌触りと比較しても駄目です。
これを使う前は手ぬぐいを何枚か持っていた。手ぬぐいは吸う量が少ないので「拭き取る」感が強い。パックタオルは「吸い取る」感が強い。天然素材が好きな私だけれど、私にとって日常生活とは別に位置するスポーツに関してはこうした素材を選ぶことが多い。いつぞやの手袋もそうですし、ランニングのときに着るウェアや自転車のフレームなどもそうです。とはいうものの、パックタオルの素材は石油が素材のナイロン類とは異なり天然素材を化学処理したものなんだけれど。

大抵のものは、近くで見ると美しくない。
パックタオルはアメリカのシアトル製。素材はビスコース・レーヨンなるもので、確かむちゃくちゃ安価な素材のはずなんだけれどそれはまあいいとして、自重の10倍の水を吸ってくれるそうだ。なので私が使っているものだと220gの水を吸うことになる。汗を吸い、水ですすいで絞る。すぐまた汗を吸ってくれる。タオルや手ぬぐいが乾くのを待つという時間が消滅する。洗濯するときはふつうに洗濯機で洗剤で洗える。私は別の方法で洗ってる。
実は以前XLサイズを持っていた。しかし「これすごくいいよ」って人にすすめているうちに、なくなってしまった。はさみで切ってしまえばXLサイズからMサイズ相当(69*32cmで、2208平方センチ。ちなみにMサイズは2280平方センチ)を4枚とれるからだ。切り分けできることも利点のひとつ。夫婦やカップルや友達と別々に買うくらいなら、切っちゃえばいいです。

CDがオーネット・コールマンなのは手近にあったからで、特に意味はない。
片面メッシュの収納ケースがついていて、というかケースに入った状態が商品なんだけど、入れると非常にコンパクト。軽量化や省スペース化が大命題である登山において圧倒的な評価を獲得しているのも、このコンパクトさが大きい。私が使っているウルトラライトのMサイズは76*30cmで、収納袋は10*15cmだ。タオルの重量は22gしかない。同じくらい吸ってくれるためには綿のタオルをどれだけ持たなきゃいけないんだよって話である。そんなわけで私のトートバッグには常に入っている。突然温泉へ行きたくなっても、これさえあれば体を拭ける。身長182cmで髪の長さが現在50cmある私を拭ききるのだから、たいていの人はこのサイズで十分なはずだ。もちろん、トレイルランニングやサイクリングにも携帯する。どっちも荷物なんて持ってらんないアクティヴィティなので、パックタオルでなかったら一体どうなるのか考えたくない。
ちなみにトレイルランのときはケースを携帯しない。たたんでバックパックの外ポケットに押し込んでいる。で、スナップ式の輪っかがついているのでバックパックの外ポケット(ドリンクホルダー)の上部にある輪っか(ドリンクを取り出すときに指を引っかける)に回して留める。これで飛び跳ねているうちにどっか行っちゃったという事態にもならない。なんだかよく解りませんが、ほんとうに私にとってはありがたいタオルである。

こんな感じ。バックパックはホグロフスのトレイルラン専用ハイドレーションバックパック、エンデュランス。実測は640gしかない。
唯一の難点は、少々値が張ること。しかし、これは適正価格だと思います。
夏は濡らして緩く絞って首に巻いとけば、けっこう涼しいですよ。
MSR日本代理店のMSRのページ
MSR日本代理店のパックタオルのページ
MSRの本国ページ
MSR本国ページのPACKTOWL ULTRALITEページ
Wikipedia:ビスコース
まめに洗濯できない環境ならばパックタオル・パーソナルが抗菌仕様で良いでしょう。
とにかく軽くコンパクトにというならば、パックタオル・ナノが安価でもあるのでおすすめです。
アウトドアの定番中の定番なので、楽天でもamazon.co.jpでもどこでも手に入ります。
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