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2007年10月01日 - 漆のあいうえお

■土

漆器づくりの下地の工程で、私は能登の珪藻土(七輪で有名)を焼いてから粉砕したもの(地の粉)を混ぜています。地の粉は、能登の珪藻土が最も堅牢と言われています。輪島塗が堅牢さ、耐久性を売りにしている最大の要因です。なので私もそれを使っているわけです。基本的に輪島塗にしか使えない門外不出の珪藻土なのですが、バーターです。山中でも使っている人が私の他にふたりいます。ふたりとも作家です。最近では、地の粉と砥の粉と漆を混ぜ合わせた本堅地すら少なくなってきて、全国どこでも主流はポリサイト下地(ポリサイトサーフェーサー)と呼ばれるものです。

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Tsuyoshi Kotaniguchi
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