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メディアではなく書籍なのですが。
小さくて、横長で、布貼りの函に入った、かわいい書籍、プチグラ。数年前からプレゼントとしてよく購入していました。プチグラを発行しているプチグラパブリッシングは『あたらしい教科書』というシリーズをはじめている。最新刊「定番」の巻に、実際にお寺さんで使われている応量器を掲載いただいた。応量器と名前がついているものは多いです。でも、市場に出ている応量器のほとんどは、禅僧とは何の所縁もない「入れ子になった器」に過ぎません。
いきなりエミリオ・プッチのワンピースが登場して驚いたけれど、エシレバターや九鬼の胡麻油、ジノリの業務用白磁など、お気に入りのものが載っていた。
最後のほうで、うすはりグラスで世界中にセンセーションを巻き起こした松徳硝子さんが大きくとりあげられている。うすはりは、電球製作のノウハウを活かした、とてもとても薄いグラス。大小5つが、入れ子になる。私は、発売してすぐに目にしてしまい、一目惚れした。
「漆の設計」では、早野正寿さんが、うすはりと合わせた器を設計した。薄いグラスに乗る、漆の小皿。お茶とお菓子。お酒とおつまみ。卓越したろくろ技術がないと実現不可能なかたち。木をしっかりと乾燥させないと合わなくなってしまうかたちです。
奇を衒うことは誰にでもできます。
普遍性のあるかたち、長く使える品質。
定番になりうるものを、というのは、私の漆器づくりでの最低限の条件です。
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コメント
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- 2006-06-15 |
- ■kota■
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はじめまして。コメントありがとうございます。
大切に使い続けたくなるものがたくさんで、
セレクトが大変だったろうなと感じました。
漆器のこと、なるべく分りやすいように紹介していきたいのですが、
分りやすくするのは詳しくしてしまいがちで、記事が長いです。