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東京からスタイリストが訪れ、スプーンの打ち合わせ。
お互いが愛用している木のスプーンたち。
これのどこが良いのか、なぜ竹では可能で木だと不可能なのかなど、
スプーンについていろいろと話し合う。
中国製を輸入するだけなら、手間はかからない。
それだって「原材料:木、漆」と表示できる。
でも、どこでも手に入り、体に害があり、
微修正の効かない大量生産されたものを売るなんてできない。
奥の書籍は、ジャスパー・モリソン『A Book of Spoon』という、
モリソン自身が買い集めた、世界中のスプーンだけを撮った写真集。
当然のごとくスタイリストも持っていた。
彼女はさらに立派なスプーンの写真集を持っていて、
その書籍を紹介してくれた。
そうして調べ、学び、買い集め、使う。
そうしないと、ほんとうに良いものはできない。
スタイリストとのスプーンは、今年中にできるかどうか。
それくらい、漆器は時間のかかるものなのです。
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