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2008年04月30日 - 漆のあいうえお

■実験
木地。私は、ろくろ挽きが得意だと自負している山中の職人に対して、そんなに得意得意言うのであれば一度でいいから極限まで薄く挽いてみてはいかがだろうかと思い、いろいろと依頼してみたりします。

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2008年04月29日 - 漆のあいうえお

■在庫循環

別名キチン循環、キチンの波。漆器の世界にも、はっきりと顕れます。

2008年04月28日 - 漆のあいうえお

■五

茶托、銘々皿、和菓子切り。
なぜか漆器は今でも5個一組で売られていることが多い。
単に売り手がたくさんまとめて売りたいだけに過ぎない。

2008年04月27日 - 漆のあいうえお

■原材料

「石油も天然素材」と主張している人は、毎朝コップ一杯の石油を飲めばいい。


2008年04月26日 - 漆のあいうえお

■具眼

漆器の本質はどこに宿るのか、まだ私は見つけられずにいます。

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20万アクセスのお礼と、表記について少し

2008年04月25日 - Pleasure

山には雪が残っているのに、今年も「暑いなあ」が始まった今日このごろ。
200,000番目を踏んだラッキーな方と何度かやりとりし、
私もあるものをいただくことを加味し、プレゼントを決めました。

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2008年04月24日 - 漆のあいうえお

■偽装

ポリサイトサーフェーサーで下地を施し、石油由来の溶剤で漆を薄めて塗った「木と漆だけの地球に優しいうつわです」というものが世の中にたくさん出回っています。

2008年04月23日 - 漆のあいうえお

■がんばる

「おれ頑張ってるよ」とか「一生懸命やってんだけど」とか「忙しくてさぁ」とか「大変なんだよ」とか口にする人は、頑張ってもいないし一生懸命でもないし忙しくもないし大変でもない。むしろ逆。ただのアピール。

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ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX

2008年04月22日 - Music

【classic, early music】

Deutsche Harmonia Mundi 50th Anniversary Special BOX



ドイツ・ハルモニア・ムンディの50枚組CDボックスが届いた。
そこで私はどうしたか。

A:一枚目から順番に聴きはじめた。
B:聴きたいものから聴きはじめた。
C:ふつうのCDケース10枚ぶんに満たないコンパクトさに喜んだ。
D:抜けや間違いがないか検品した。
E:iTuneにとりこんだ。
F:iTuneにとりこみ、1枚ずつご近所に配って歩いた。
G:iTuneにとりこみ、さっそくヤフオクに出品した。
H:むしろiTuneにとりこまず、配ってまわった。

正解は、

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日記ではないのだけれど

2008年04月21日 - Diary



登山家の野口健が、今後自分の身にふりかかることを顧みず、チベットについて発言した。知名度のある日本人としては初めてではないだろうか。身の危険を脇に置いておいても、中国やチベットからヒマラヤに登れなくなるというのが登山家にとってどれだけ苦渋のことなのか想像もできない。この人の愚直さには心の底から敬意を表する。テレビのバラエティなどに出演するのが激減するかもしれない。ほんとうは、その逆になるほうが、まっとうな世の中のはずなんだけれど。

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「金澤」5月号

2008年04月20日 - メディア/プレス



金澤倶楽部。特集「加賀の魅力、再発見の旅」ということで、その中の「工芸界注目の親子の技に触れる」というところに掲載いただいた。器は氷壇盃。

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「Clubism」5月号

2008年04月19日 - メディア/プレス



金沢倶楽部。1月号に掲載いただいたばかりなのだけれど、今回は「金沢OLD&NEW 100」ということで、ほんとうにぴったり100なのかどうかは数えていないので判らないのだが、100と言っているからそうなのだろう。HIKIHARIを掲載いただいた。

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木酢液

2008年04月16日 - My favorite things

炭をつくるときに出る煙を冷やすとできる液体。



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2008年04月15日 - 漆のあいうえお

■女

女性の作家・職人は、圧倒的に木地師と蒔絵師が多いです。木地はフォルムを担っています。蒔絵は、その名の通り絵です。自分が何を手がけたのか解りにくい下地師や塗師には、なりたがりません。だから女はどうこうなんてことを言うつもりは毛頭なく、事実として。

マリエンホーフのバタースコッチリキュール

2008年04月14日 - Drink



美味しいから飲んでみてと、バタースコッチ味のリキュールをいただいた。

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2008年04月13日 - 漆のあいうえお

■和

「和風」であることとは「和アイテムでくつろぐ」といった雑誌の巻頭特集のように、物を揃えてできあがりというわけではありません。

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2008年04月12日 - 漆のあいうえお

■ろくろ

木を挽くとき、旋盤やルーターを使う「職人」ばかりになってきました。困っています。シーケンサーだかPro Toolsだかですべてを満たすことができるなら、音楽家など不要になってしまいます。

2008年04月11日 - 漆のあいうえお

■連綿

旧いものを打ち破ろうとしてきた行為の連続が伝統の一側面です。
でも、珍奇なものが結果的に廃れるのは必然です。

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蔦と、似た感じのもの

2008年04月10日 - 漆器の素材

茶道の世界で好まれる素材のひとつに、蔦があります。
アイビールック、アイビーリーグのアイビーですね。
日本では樹液を煮詰めた甘蔓(あまづら)が、甘味料として利用されていました。
今でも砂糖の代わりに使う土地もあるようです。
蔦の語源は「伝う」から、別名の甘蔓はそこから来ています。

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2008年04月09日 - 漆のあいうえお

■瑠璃

現在ならさしずめヲタのコレクションとでも言うべき法隆寺には、見事な瑠璃色の玉虫を貼った漆製品があります。角度によって色を変えるところから玉虫色という言葉が生まれました。玉虫の瑠璃色は、色あせません。1000年くらい平気で同じ。構造色だからです。



2008年04月08日 - 漆のあいうえお

■倫理

自分に何か欠けているものがあったとき、自分のことを不完全だと思うようにしています。

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2008年04月07日 - 漆のあいうえお

ラング

高名な作家からプラスチックや輸入品を扱う人まで、漆器の世界の住人たちが使う──お決まりの──言葉からは、狭苦しい部屋にぎゅうぎゅうに押し込められたため骨格が歪んでしまった人間たちの姿を想像してしまいます。


春の芽吹き

2008年04月06日 - Food

4prilがやってきました。全国のブロガーが桜のベストショットを撮るために奔走しているころ、私は私の畑へ行って春を撮ってきました(渋谷で季節を感じない奴は、どこへ行っても感じない。と誰かが何かに書いていました。春はわざわざ探しに行くものではありません)。これもまた花より団子。肥料ゼロ、水もやらない、やることといえば土づくりと草むしりくらいの畑。土と気候と天候に依存した栽培方法です。

そんなわけで突然ですが「クイズ シェフの気まぐれ春野菜」です。

春です。花が咲きました。何の花でしょう?


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2008年04月05日 - 漆のあいうえお

■よりどころ

過去の作品や現在評価されているものを手本にしても、単なる模倣です。

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2008年04月04日 - 漆のあいうえお

■ゆとり

目先の利益にとらわれていては、それなりのものしかできません。競争社会においても、物づくりとは、最も丁寧に進むことが大切です。つまり、それがレースであるならば、最後にゴールへ到達することがレースのこつです。

2008年04月03日 - 漆のあいうえお

■山中

石川県にある街の名称。

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マイ箸

2008年04月02日 - 漆器雑感

エコだかロハスだか知りませんが、今年に入ってから「マイ箸あります?」という問い合わせを百万件いただいていています。嘘です。誇張です。でもまあともかく、問い合わせをいただいてありがたいかというとそうではなく、私は「マイ箸って何ですか?」と尋ね返します。すると大抵相手は言葉を失います。マイ箸とは何なのか、本質的な問いを突きつけられてしまったのです。というよりマイ箸は既に一般常識なのに何でこの人は知らないのかしら、と唖然としているのでしょう。で、沈黙させてしまったのは私の責任、私から言葉をつなげます。「いま持ってる箸じゃだめなんですか?」と。うるさいところに電話しちゃったなあと相手は思っていることでしょう。

私は箸も作っています。広島県にいる、箸だけを作っている職人に依頼していて、木地は漂白剤も防腐剤もかけられていない国産を半年近くじっくりと乾燥させたもので、下地にも塗りにもポリサイトや石油溶剤を使っていません。木は朴を使っているので軽く、表面は乾漆仕上げで、丈夫ですべりにくくなっています。でもそれは「マイ箸」ではなく「箸」です。マイ箸なるものは作るつもりも売るつもりもありません。箸を一本も持っていない人のほうが珍しいし、あなたが今使っているその箸がユア箸じゃないですか。それを持ち運んでください。木にしろプラスチックにしろ鹿の角にしろ金属にしろ、なぜ新たに箸を買い足す必要があるのですか? 資源を大切にとか言ってるその口と、行動が逆です。要は、箸じゃなくて箸袋なわけです。「マイ箸」なんて環境ビジネスに騙されちゃいけません。

じゃあ箸はいま持っているのを使うとして、箸袋か箸箱をひとつ持てば良いわけですね、というとそうでもありません。地球に優しいエコな私とか思っているなら、袋なんて買っちゃだめです。それを作るにも資源が使われ、エネルギーが消費され、あなたの手元に届くまでには莫大な物流エネルギーが消費されているのです。

そんなわけで前口上が長くなりましたが、今回は、なぜか漆器屋による箸袋のつくりかたです。日本には「包む」という古くからの知恵があります。

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2008年04月01日 - 漆のあいうえお

■ものづくり

売れば売るほど資源を使い廃棄物を生み出しているという事実に、しばしば吐き気をもよおします。

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Tsuyoshi Kotaniguchi
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