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クリストファー・プリースト 隣接界



四週連続で小説紹介、ラスト。ナボコフの「アーダ」がナボコフの英語で書いた小説の最高傑作と煽りに煽っていたのと同じく、プリーストの最新邦訳もプリーストの集大成だそうで、なんだかもうみんな肩の力が入りすぎて前のめりである。と言いながらもこのようにブログで紹介するということはおすすめでもあるわけで、確かによくできている。

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ウラジーミル・ナボコフ アーダ



昨年はナボコフ没後40年ということで色々と出た。本当に色々と。ナボコフはロシアで生まれ育ち、イギリスやドイツを経てアメリカへ渡り、アメリカに帰化した。そんなわけで小説はキャリアの前半がロシア語で、後半が英語。ロシア語で書いたものを英訳したものから日本語訳されたものもある。また、新しい日本語訳が出たらタイトルが全く違ってたりする。「青春」が「偉業」になったり「マルゴ」が「カメラ・オブスクーラ」になったりする。なので少しばかりややこしい。「アーダ」は英語で書かれたもので、さほどややこしくはない。でも中身はややこしい。

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ホセ・ドノソ 夜のみだらな鳥



こちらも嬉しい復刊。ラテンアメリカの小説といえばガルシア=マルケス「百年の孤独」が古今東西の小説の中でも必読の類で、ではその次は誰の何かという話になるわけだが、そんなときに挙がるのが、これだ。これも長く絶版で、古書は暴騰していた。常識的な値段で新刊が手に入るようになって、とても良い。

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後藤明生 壁の中



まだ日本の小説が骨太だった昭和時代。変わった小説というと名前が挙げられがちだったものがいくつかある。これもそのひとつ。長年絶版続きで古書が高騰していた。めでたく復刊。こういう歴史に名を刻む小説は、絶やしてはならぬ。

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町田康 記憶の盆おどり



アマゾンが、プライム会員なら無料でダウンロードできる書籍を展開し始めた。Kindle Unlimitedではない。Prime Readingという名前。あの悪名高き光文社古典新訳文庫などが豊富に揃っている。町田康は書き下ろしの短編を出している。以前、Kindle Singlesとして展開していたものを組み替えたものだ。

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