水前寺海苔と葛素麺、そのほか



夏の九州の大雨で、真っ先に思い浮かんだというか思いを馳せたのが、小鹿田焼の里。そして、水前寺海苔。私にとって熊本といえば馬肉と水前寺海苔。ちなみに豚骨ラーメンは久留米が好きです。そんなわけで、久留米にある美味しくて間違いのないものだけを取り扱っている食料品店に「水前寺海苔があったら送ってほしい、他には、いつもの胡麻油と、いつもの海苔も、あと何か常温保存できるものでおすすめがあれば一緒に送りつけて」と問い合せした。そして届いた。もう既に随分日にちが経った、真夏のことだ。

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ノーマン・ワデル 売茶翁の生涯



抹茶は侘び、煎茶は風流。の、はずである。

こういう書物が日本では書かれず海外で書かれて日本語に翻訳されたものしかないというのは、大変に悲しい事態です。煎茶の中興の祖、スノッブな成金趣味となった茶道から離れ、さらに黄檗宗の僧でもあったが還俗し、値段は客が自由に決めて良い茶店を開き、日本で煎茶を広めた人、売茶翁。あまり人物画を描かなかった伊藤若冲が最も多く描いたのは、売茶翁。その数は実に10枚以上。それくらいの存在。

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ディパンの、蜜蝋100%のティーキャンドル

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紅茶やハーブティーを飲むとき、保温するかしないかは風味に関わってくる。分厚い陶磁器のポットであれば保温性がある。それに百円ショップでニットキャップでも買ってきてポットに被せておけば尚良い。でも私は薄手の磁器でできたポットと、ガラスのポットしか持っていない。特に、ガラスのポットでたっぷりと淹れたときは、ティーウォーマーとティーキャンドルが必須となる。では蝋燭なら何でもいいかというと、やはり物事そう簡単な話ではない。

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漆器ができるまで 2:漆器の下地

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かなり放置しているカテゴリで誠に恐縮ではございますが、私の手がけている漆器と一般的な漆器の違いは木地と塗りだけではなく下地にも当然ありますので、簡単に下地についてご説明いたします。木地の話もここからが本番というところで止まっておりますが、いずれ追加更新していきます。

※画像は、クリックすると拡大されます。

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